諸掛

こんばんは。

今日は仕入の諸掛について勉強しました。これ、とっつきにくいですよね。自分も3級勉強してた時に取得原価に含める含めないでごちゃごちゃになっていました。


諸掛(しょがかり)とは、商品を売ったり買ったりした時に本体価格とは別で掛かる送料とかの費用のことです。


諸々別途で掛かる費用だから略して諸掛、ってな感じでしょうか。ニュアンス的には。


初見では諸掛って言われても何のことだかさっぱりですよね。恐らく大半の人が見たことも聞いたこともない単語だと思います。


私はiPhoneでこのブログを書いてますが、しょがかりと打ち込んでも変換候補に出てこなくて結構厄介です😭


例に漏れず、妻は読めませんでした。確かもろかりとかしょかりとか読んでた気がします笑😂


さて、この諸掛(ああ、打ち込むのダルい)ですが、仕入時は取得原価に含めます。

取得原価とは、そのモノ(資産)を取得するにあたって費やした金額です。

つまり、お店で売るためのコップ🥛(本体価格100円)を送料🚛10円負担で仕入れたら、そのコップの取得原価は帳簿上110円という具合になるんですね。


ここで妻と議論になりました。
なぜ「110円のコップ」が成立するのかと。笑笑

妻曰く、100円のはずのコップが10円ぼったくられているように感じたそうです😭


・・まあ、わからなくもないですが。

ここで、ちょっと時事ネタを例に説明してみました。

たとえば、ちょっと前にコロナウイルスが騒がれ始めた頃、どこかのお店でマスク😷が高額で売られていたんです。

うろ覚えですが、確かお店の販促POPによるとマスクは空輸で仕入れていて、輸送費が高いから(つまり原価が結構かかっているから)どうしても高額になってしまう。という理由だった気がします。

つまり、日本が品薄で手に入りにくいもんだからその点で希少価値が発生しているんですよね。

たしかに普通のマスクなら本体価格はそんなにしないかもしれない。けれども希少なのだから、そのプレミア代(品薄状態下で入手を実現するための空輸代=諸掛)を加味してその分原価が割高になるのは、価値としては正しいですよね。

まさに本来の意味でのリーズナブルというやつです。

だから、110円の価値を持つコップも成立するのです。10円の送料を払わないと仕入れられないわけですから。まあ、利益も出さなくてはいけないので売る時はもう少し色つけて売価を設定するのでしょうが。


この説明で妻は納得できたようです。


しかし、ここでトンデモなコストカット術が誕生してしまいました笑

妻曰く、送料を負担するのもったいないから、無料の自転車フィットネスということで人を集めて、ついでにちゃっかり商品の輸送をやってもらえばいい!そうすれば諸掛はかからないじゃない!という謎のフィットネス諸掛カット。😭


この場合、主催者は輸送をタダでやってもらうのが目的ということを参加者に絶対バレないようにしないといけませんね笑 あくまでフィットネス。

労働対価10円が本当はもらえるはず、と気付かれたら即破綻します。というか無理でしょこれ。。

あ、でも主催者側が自転車を用意してレンタル代がタダということであれば、参加者からしたらそれで相殺か。うーん、成立してるのかよくわからんです。もういいや。

その前に、送る側も謎の自転車の人たちに大事な商品預けないと思います笑


以上、今日は諸掛のお勉強でした。



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